温度差に注意!冬場にリスク高まるヒートショックの話

12月ももう中盤、朝晩の冷え込みも厳しく、毎朝布団から出るのも億劫な季節になってきましたね。今回はこんな寒い季節になると気を付けたい、ある事象についてのお話です。

■身近に潜むヒートショックの危険とは?

皆さん「ヒートショック」という言葉聞いたことありませんか? ヒートショックとは、急激な温度の変化により身体がダメージを受けることです。温度差が激しい場所を行き来することで、血圧の乱高下が起こります。急激な血圧の変化は心臓に負担が掛かり、立ちくらみやめまい、重度の場合は心筋梗塞や脳卒中を引き起こします。

■高齢者の入浴時は要注意

おうちの中でもトイレ、洗面脱衣室や浴室はヒートショックが多発しています。暖房をつけている場合は問題ありませんが、暖房がない浴室・脱衣室は時には外気温と変わらないくらいに冷え込む場合もあります。そのような場所での脱衣と、熱いお風呂への入浴を繰り返すと激しい温度差に身体が耐えられず、ヒートショックを引き起こしてしまいます。

入浴中に失神したり、倒れてしまった場合はお風呂に溺れてしまい、思わぬ事故にも繋がりかねません。特に高齢者は、血圧の上昇による心筋梗塞や脳出血・脳卒中を引き起こしやすく要注意です。

■「交通事故の2倍」この数字の意味は?

驚くべきはその発生件数です。ヒートショックは交通事故の2倍近くの死者数を出している、実はとても身近な問題なんです。令和2年度の消費者庁のデータによると、令和元年の交通事故での死亡者数が2,508件に対し、浴室事故の死亡者数は4,900人。浴室での事故の多くはヒートショックが原因とも言われており、高齢者がいらっしゃるご家庭ではことさら他人事とは言えませんよね。

次回はヒートショックを防ぐ方法についてご紹介をいたします。 
参考サイト:消費者庁「冬季に多発する高齢者の入浴中の事故にご注意ください」

https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_042/assets/consumer_safety_cms204_20201119_02.pdf

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