自然の力を活かした暖かなおうち~窓編~

吐く息も白く、寒さ厳しい毎日が続きます。12月のブログ(エアサイクルの家が暖かい理由)では、寒い季節を暖かに過ごすためのおうちの仕組みとしてパッシブソーラーについてご紹介しました。今回はパッシブハウスの特長のひとつ、「日射取得」についてのお話です。

■お日さまいっぱいの暖かリビング

日射取得とは、窓を通じて太陽の光を取り込むことです。機械に頼らず自然のちからで快適な環境をつくるパッシブハウスにおいては、日射取得は欠かせない要素です。本多工務店ではリビングの窓を大きめに設計しているため、冬場の室内に暖かさを取り込むことが出来ます。

窓が大きいと日射をたっぷり取り込めるので、陽だまりたっぷりの暖かなおうちになります。一方で夏は厳しい日射が差し込みやすくなってしまいます。そのため軒の出幅を深く取り、夏は厳しい日射を遮蔽できるような調整をすることで、年中通して過ごしやすい環境を実現します。

■窓の使い分けで日射コントロール

室内に入り込む日射は、窓の大きさだけでなく窓の種類によっても大きく左右されます。昨今の新築住宅ではペアガラス(ガラスを2枚合わせた窓ガラス)が一般的に使われています。さらにLow-Eガラスといってペアガラスの内側に金属膜を張り合わせた優れた断熱性を持つ窓もあり、このLow-Eガラスの日射取得型・遮蔽型の2種類を使い分けることで、日射をより効果的に活用することができます。

日射を取り入れたい南側には、室内側に金属膜が貼ってある日射取得型のLow-Eガラスを。日射を遮りたい方角には、屋外側に金属膜が貼ってある日射遮蔽型を使っています。ちょっとのこだわりですが、方角や庇(ひさし)の長さを考慮しながら窓の種類を使い分けることで、おうちの快適性はグンと変わります。窓は快適性に直結する部材なので、本当に侮れません。

(設計:アトリエカレラ)

パッシブハウスは自然の力を活かして、機会に頼らずとも快適な住み心地を叶えます。からだにも環境にも優しいパッシブハウスで心地よく暮らしてみませんか? 日射取得以外のパッシブデザインの手法に関しては、こちらの記事でご紹介しています。➡ 季節を感じ、楽しむパッシブデザイン

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