意外と知らないお正月の伝統行事

1月11日、今日は鏡開きですね。鏡開きとはお正月に神様にお供えしていた鏡餅を下ろして食べる日です。七草、鏡開き、鬼火焚きと新年は行事ごとが多いですが、名前は聞いたことあるけど、よく分からず過ごしてきたという方も多いのではないでしょうか。松の内がちょうど終わったこのタイミング、今回はお正月の伝統行事についてお話します。

■神様をお迎えする松の内

松の内というのはお正月の神様が滞在する期間です。九州ではお正月のはじめから1月7日までとする地域が一般的です。年神様は松を目印にいらっしゃるいわれがあり、7日まで門松などのお正月飾りを飾り、神様をお迎えします。

飾り終わったしめ縄などのお正月飾り、皆さんどうやって処分していますか? 神社にもっていくという方が多いかもしれませんが、近所で「鬼火焚き」を行っていれば、鬼火焚きで一緒に燃やしてもらうこともできます。

■無病息災願う鬼火焚き

鬼火焚きとは、鬼火焼き・どんど焼きとも言われる日本の伝統行事です。一年の無病息災を願い竹や藁(わら)でやぐらを立て、しめ縄や門松などのお正月飾り、書初めやお札などをお焚き上げする行事です。小正月の1月15日前後や1月7日に開催されています。鏡開きでおろした鏡餅を、鬼火焚きの残り火で焼いていただくことも多いですね。

鬼火焚きは焚き上げる十分なスペースを要するため、地域行事として開催されることも少なくなってきました。運よく開催されるタイミングに巡り合えば、是非参加されてみてくださいね。縁起良く一年がスタートできるはずです♪  今日の鏡開き、我が家ではぜんざいにして鏡餅をいただこうかなと思います。お正月行事を知ることで、来年のお正月の準備がちょっぴり楽しみになるかもしれませんね(#^.^#)

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