きっかけは“メタボ腹”から。50代の体づくりを始めた理由
秋になると体を動かしたくなる季節ですね。
私がジム通いを始めたのは、2年ほど前のこと。
年齢とともに少しずつお腹まわりが気になり、「このままではスーツが似合わなくなる」と感じたのがきっかけでした。
いわゆる“メタボ体型”から脱却し、スマートな体形を取り戻したい――そんな思いで筋トレをスタートしました。

週に2〜3回、無理のないペースで続けています。
この2年間は下半身中心のトレーニングを実施。
レッグプレスやスクワットなど、大きな筋肉を鍛えることで基礎代謝を上げ、“燃費の悪い体”=エネルギーを消費しやすい体質を目指しています。
今年からは上半身、特に背中の筋肉を意識的に鍛えるようになり、姿勢や見た目にも少しずつ変化が出てきました。

劇的な変化はなくても、筋トレの効果は日常にあらわれる
正直、2年経っても筋肉ムキムキにはなっていません(笑)。
体重もほんの少し減った程度ですが、筋肉がついて脂肪が落ちている感覚はあります。
外見の変化よりも、体の中が確実に変わっている――そんな実感があります。
筋トレを始めて良かったことはたくさんあります。
まず、椅子の立ち座りが楽になった。
そして、長年悩まされていた腰痛と肩こりがなくなったこと。
50代になると「不調が当たり前」と思いがちですが、体を動かすことでこれほど改善するとは驚きでした。
さらに、運動することで気持ちの切り替えもうまくなり、仕事の集中力が高まったように感じます。
筋トレは体だけでなく“心のメンテナンス”にもなる。
経営者として日々忙しい中で、ジムに通う時間が貴重なリセット時間になっています。
続けるコツは“完璧を求めない”。1年後の自分を楽しみに
筋トレを続けるうえで意識しているのは、完璧を目指さないこと。
気分が乗らない日や仕事が立て込んでいる日でも、「少しだけでも体を動かす」ようにしています。
5分でもいいからストレッチ、あるいは自宅で軽くスクワット。
そうやって“継続のリズム”を崩さないことが大切です。
体づくりも家づくりも、地道な積み重ねが結果を生む点は同じ。
すぐに成果が出なくても、1年後・3年後には確実に違う景色が見えてきます。
健康な体があるからこそ、良い仕事ができる――それをこの2年間で強く感じました。
そして、最後に少しだけ宣言を。
あと1年もしたら、ぴちぴちのTシャツを着て皆さんの前に登場しているかもしれません(笑)。
それを目標に、これからも無理せず楽しく“50代の筋トレライフ”を続けていきたいと思います。