部屋の内装決めは、注文住宅を考えていく中で楽しい時間ですよね。
どんな間取りで、どんなものを置くのか想像が膨らみます。
しかし、そんな楽しい内装決めにも落とし穴があります。
そこで今回は、内装を決めるときのポイントと注意点を紹介します。
目次(クリックできます)
□内装を決めるポイント
内装を決める上で初めにするべきことは、全体のテイストを決めることです。
テイストを決めておかないとフロア内で使用する床材などを決めるのが難しくなってしまいます。
家のテーマや理想のイメージを書き出していくと、統一感のある内装づくりになるでしょう。
テイストを決めていくうちに、ここだけは譲れないというポイントも見えてきますので、はじめに行うようにしましょう。
テイストを決めたら、次はカラーを決めていきます。
カラーはベースカラー・メインカラー・アクセントカラーの3色です。
部屋の7割を占めるベースカラー、2割から3割を占めるメインカラー、残りをアクセントカラーと呼びます。
メインカラーはインテリア、アクセントカラーは小物やオブジェなどに使用する色を指します。
色のバランスを考えて決めていきましょう。
カラーを決め終わると、素材決めに移ります。
素材を統一してもいいですし、複数の素材を組み合わせてメリハリのある配置にするのもいいでしょう。
ここまで決め終えると、全体のイメージを統一します。
これまでに選んだものを組み合わせて、イメージに合うかどうかを確かめます。
そうすることで、部屋のバランスが取りやすくなります。
□内装を決める際に注意するべきこと
内装決めで注意するべき点は4つあります。
- 収納の使い勝手
デザインや間取りにこだわりすぎると、収納を疎かにしてしまいます。
必要な収納の量を確認し、間取りの中に収納を組み込んでいきましょう。 - コンセントの数
収納と同じでコンセントの数も重要です。
私たちは多くの家電を使用しています。
1つの部屋でどのくらいどの位置でコンセントが必要になるのかを確認しておきましょう。 - 部屋の広さ
部屋が広すぎても狭すぎても困ってしまいます。
リビングが広いことで空調が効かず電気代が高くつくことは避けたいですよね。
逆に、部屋が狭すぎて使い勝手が悪いと生活しにくいですよね。
何をどこに置くかを考えたうえで部屋の広さを決めるようにしましょう。 - 周囲の音・家の中が外から見える
この2つにも注意が必要です。
内装ばかりに気を取られていると、窓を開けたら外から丸見え、騒音に悩まされるといった問題が発生します。
交通量や周囲の環境にも意識しましょう。
□まとめ
内装にこだわりすぎると、実際に生活していて不便を感じてしまうことがあります。
内装を考えた後は、一度全体をイメージするようにしましょう。
自分が生活の中でどんな動きをするか、何を一番に必要としているかを考えるようにすると、イメージ通りの間取りや内装にすることができるでしょう。