平屋はワンフロアで生活を行うことができます。
小さな子どものいる家庭でも安心して暮らすことができます。
しかし、平屋にもデメリットが存在します。
今回は、平屋の家にするメリットとデメリットを紹介します。
□平屋のメリット
平屋をシンプルにするメリットは3つあります。
*メンテナンスがしやすい
1階建てであるため、複雑なつくりもなくメンテナンスがしやすいです。
例えば外壁や屋根を塗装する場合、2階建てだと高い場所まで足場を必要とします。
しかし、1階建てならば足場を高く作らなくてもいいため、作業をスムーズに行うことができます。
また、窓掃除がしやすいというメリットもあります。
*耐震性・耐久性がある
1階建ての平屋は、シンプルな作りで、地震や台風の揺れ、強風に強いというメリットもあります。
重心が低いので、地震の揺れによる建物の負担を少なくすることができます。
*バリアフリーにできる
家中の段差を無くすことができます。
小さなお子さんやお年寄りがいる家庭では、安心して暮らすことができます。
また、将来を見据えてバリアフリーにしておくこともおすすめです。
□平屋のデメリット
平屋には4つのデメリットがあります。
1つ目は、広い敷地が必要なことです。
建てる家の大きさにもよりますが、2階建てと同じ面積の家を建てるとなると、2階建てよりも広い敷地が必要です。
土地の大きさによって建てられる家の大きさが決まっていますので、住宅の大きさによっては、広い敷地を購入する必要があります。
2つ目は、坪単価が高くなることです。
平屋は大きな足場を組まなくてよかったり、2階のトイレや洗面台の設置が不要など費用を抑えられることがあります。
しかし、家の面積が広くなれば坪単価が上がってしまうので注意しましょう。
3つ目は、日当たりや通気性が悪いくなることです。
周囲の環境によっては、日差しや風が家中に届かないことがあります。
4つ目は、プライバシー確保が難しいことです。
平屋は、道路や隣家からの視線が届きやすいです。
窓の位置や大きさによっては、家の中が見えてしまうといったプライバシーの確保ができないことがあります。
□まとめ
平屋は、将来を見据えて考えると生活のしやすい環境です。
また、家のメンテナンスもしやすいというメリットもあります。
しかし、道路沿いや人通りの多い道に平屋を建ててしまうと人の目が入りやすくなりプライバシーの確保が難しくなってしまいます。
周囲の環境との相性を考えて家の形を決めていきましょう。