自然素材を取り入れた外装のおうち

当社では内装材に天然木や珪藻土・漆喰などをあしらい、自然素材の心地よさを感じていただける家づくりを手掛けています。自然素材を取り入れているのは、実はおうちの中だけではありません。今回は外廻りに自然素材を取り入れる魅力を、実例を交えてご紹介いたします。

■外壁材はサイディングだけではない?

新築一戸建ての外壁にはサイディングボードというパネル型の外壁材が使われることが一般的です。ベースの外壁材として使えるようなシンプルな柄だけではなく、レンガ調、石目調、木目調など様々な柄を模したものがあります。数種類のサイディングを組み合わせ、バルコニーや玄関部分などアクセント部分に張り分けをして、外観にデザイン性をもたせることが出来ます。

色柄に豊富なバリエーションがあるサイディングですが、使い方によっては画一的な仕上がりになってしまうことも否めません。他のおうちとかぶらないような工夫を施したい方にオススメなのは、アクセントの一部に自然素材系の外壁材を取り入れてみることです。

手塗りの温かな質感が魅力の漆喰壁や、木目調をご希望の方は本物の木を外壁材として施工するのもありですよ。

■自然素材の風合いとエイジングを楽しむ外壁

以前建築させていただいたS様邸とM様邸ではアクセントとして玄関部分に天然木をあしらいました。張る板一枚一枚違う表情や、温かみのある風合いと質感は自然素材の天然木ならではの魅力です。

外壁は数年、数十年と時間が経つと紫外線や雨風などの影響で経年変化が表れてきますが、これも家が建った時間を家族とともに歩んできた軌跡としてエイジングを楽しむこともできます。

実は皆さんが思っておられる以上に木は丈夫で耐久性に優れた素材です。外壁材はもちろんですが、軒天、破風板など日本では古くから木で出来た部材が住宅建築に使われてきました。色褪せなどが心配な方は、雨風を受けにくいように軒下や、玄関など奥まった部分のアクセントとして使うと安心です。

もちろん、アクセントなどの部分使いだけでなく、全体を木の部材で施工することも可能です。今後は木のおうちの施工も手掛け、いろんな形で自然素材を住まいに取り入れていく予定です。自然素材をふんだんにあしらった家や、パッシブハウスにご興味がある方はお気軽にお問合せくださいね。

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