2020.02.14
昨年工事をさせていただいた長崎市のアトリエカレラさん設計の加津佐の家
リビングの大開口に木製サッシを入れてあります。
その幅なんと6m!
設計図を見た時実は私も将来の寸法の狂い、木材のあばれ等を考えると『超』否定的にとらえておりました。
しかし、お客様が強く望んでおられること、設計事務所代表の柿山氏の優しそうな人柄で『大丈夫だと思う』という言葉に押し切られ(笑)、サッシメーカーをこちらで信頼できるところを選定させてもらう条件で導入決定!
そこから私自身のネットワークを駆使し、神奈川の仲間に紹介してもらったメーカーを採用しました。
それからも大変で、もし寸法に狂いが出た場合の対処方法、雨仕舞、1枚100㎏を超えるガラス戸を支える土台(4枚のガラス戸で400㎏オーバー)の検討等を行い取付を行いました。
そして完成したのが上の写真です。
やってよかった!木製サッシは雰囲気をつくりますね!
今は断熱を良くするためにアルミ+樹脂の複合サッシ、樹脂サッシと選択肢がそこで止まってしまいがちですが、木製の断熱性は樹脂以上となります。
昔のイメージと違い気密性もよくできています。そして家の雰囲気ががらりと変わります。
自社設計をしているとなかなか採用に踏み切れない資材ですが、もし機会があれば素晴らしいメーカーとも取引実績ができましたので今後も検討していきたいと思います。
このお宅では玄関も木製サッシとなっています。近日中に施工例にあげさせていただこうと思っておりますのでお楽しみに!!