最近、高齢の方のお宅のリフォームをする機会が増えてきました。
そのほとんどのお宅で、今では全く使われていない部屋で物置と化している部屋があるようです。
最初に家を建てるときに、敷地に余裕があれば、なんとなくないよりあったほうが良いと言うことでドンドン大きくなっていきますよね。(特に田舎では・・・ですが)
それがいつの間にか誰も踏み入れない部屋になってしまって・・・そんな部屋は特に傷みが激しく、使ってないけど修繕・・・って事が多いようです。
家創りをするときも、是非もう一度部屋の数、広さについて再考してみてください。
本体が小さくなればそれだけ便利な家電、家具、設備に予算を回すことができますし、なにより完成後に掃除をする部屋が少なくなりますし、冷暖房をする体積も減りますからランニングコストも減らすことができます。
そして屋根や外壁も少なくなりますので、メンテナンス費用も『グッ・・・』と押さえることができるようになります。
ただし、、、収納スペースだけは的確な位置に的確な広さは必要です。
そうしないと、、、部屋に家具、洋服なんかが散乱するなんて事になりかねませんから・・・。
是非、もう一度見直してみましょう・・・。
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人が最初に家作りを検討する時というのは、子供の成長などで家が手狭になってきた時などが多く、その家庭の最大収容人数を想定して考えてしまいます。また地方によってはまだ客間という来客思想があるところも・・・あってなお更余分な部屋を設けたり・・・
また失礼ですが、作られる工務店さんの方も、地方で敷地がるにも関わらず延べ床面積が大きい割りに工費が下げられる総2階建てプランを提案されるところも・・・子離れして、世帯人数が小さくなることは判っているのに、構成が変わった後々の使い勝手まで考えた提案を、施主にされるところはまだ少ないですね。なので2階が完全に物置化している老夫婦の家なんてのはこちらでもザラに見かけます・・・
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もっと小さかったですよねーー
贅沢になったんでしょうか・・・
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そうですねぇ・・・最大収容人数で考え、さらに最低限6帖・・・と考えてしまう風潮がありますよねぇ・・・。
前にも書いていただいたように、勉強スペース+就寝スペースと考えれば無駄なスペースが排除できたりもするのですが・・・
また、こちらでは続き間の和室を希望される方も多いです。理由は『お葬式・・・』。現在では葬儀場での葬儀が多いのですが・・・。
2階建ては『坪いくら・・・』の発想から来るものが多いのだと思います。
平屋建てはやはりコストが若干ながらアップしますから・・・。
コストバランス、敷地、家族形態など本来なら考えなければならないことが先に来るのですが・・・
その様なアドバイスをじっくりと心掛けたいと思います。
しかし、denen-kurashiさんは的確に問題点をお解かりですねぇ。(^^;)
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昔のこちらの家は、土間があって場合によっては外にトイレがあって、五右衛門風呂があって・・・(じいちゃんばあちゃんの家ですが・・・(^^;))そして、部屋は8帖以上が3つ4つ襖で仕切られて・・・多分、田舎のよくある間取りですね。
いつの間にかそれが廊下で分断されるようになって・・・本来の日本の家作りではなくなってきたような気がします・・・。