これまで、平屋と2階建てを「総額」「老後」「制度」という視点から整理してきました。
第1話 平屋は本当にお得?2階建てとの違いを「総額」と「老後」で冷静に考える
第2話 なぜ今、平屋が勧められるのか?2025年建築基準法改正と新2号・新3号建築物の違い
を整理しました。
では最終的に、どう判断すればよいのでしょうか。
今回は、実務的な判断基準を整理します。
目次(クリックできます)
まずは簡単チェックリスト
当てはまる項目を数えてみてください。
■ 平屋向きチェック
☑ 土地に十分な広さがある
☑ 将来的に住み替える予定はない
☑ 家族人数は少なめ
☑ 建築総額にある程度の余裕がある
☑ とにかく生活動線をシンプルにしたい
→ 3つ以上なら平屋は合理的な選択肢です。
■ 2階建て向きチェック
☑ 土地面積が限られている
☑ 建築総額を抑えたい
☑ 子ども部屋は将来使い方が変わる可能性がある
☑ 老後も1階で生活できる間取りにできる
☑ 将来の可変性を重視したい
→ 3つ以上なら2階建ての方が柔軟です。
判断の3つの軸
最終的に考えるべきポイントは、次の3つです。
① 総額
土地代、建築費、税金、将来のメンテナンス費用まで含めた「トータルコスト」。
② 将来設計
一生住み続けるのか、将来的な住み替えも視野に入れるのか。
③ 土地条件
敷地の広さや形状、周辺環境によって合理的な選択は変わります。
階数は目的ではなく、これらの条件から導かれる「結果」です。
ローカル視点で考える
例えば諫早市でも、エリアによって土地価格や敷地条件は大きく異なります。
郊外で敷地に余裕があれば平屋が合理的な場合もありますし、分譲地などで敷地が限られる場合は2階建ての方が現実的なこともあります。
地域条件を無視して階数を決めるのは、あまり合理的とは言えません。
まとめ|正解は一つではない
平屋にも2階建てにも、それぞれの合理性があります。
大切なのは、流行やイメージではなく、
- 総額
- 将来設計
- 土地条件
を整理したうえで判断すること。
私たちは、流行や制度ではなく、
お客様の人生にとって最も自然な選択を一緒に考えていきたいと思っています。










