家づくりは、完成して引き渡したら終わり。
…正直、私たちはそうは思っていません。

住み始めてからのほうが、実は長いお付き合いになりますし、「困ったときにすぐ相談できるかどうか」で、家への安心感は大きく変わると感じています。

今日は、本多工務店が行っているアフターサービスについて、少し書いてみようと思います。

毎月発行しているニュースレターのこと

本多工務店では、毎月ニュースレターを発行しています。
隔月で、直接ポスティングしたり、郵送したりという形です。

内容は、
・住まいに関するちょっとした話
・点検のご案内
・私たちの近況
など、堅すぎない内容を心がけています。

「読んでますよ」「これ、いつも楽しみにしてます」
そう言っていただけることもあり、続けていてよかったなと思う取り組みの一つです。


建てた家を“隔月で思い出す”仕組み

ニュースレターを出すことで、私たちも隔月で「この家はどうかな?」と必ず思い出すことになります。

これは意外と大事で、建てっぱなし・やりっぱなしにならないための、私たちなりの仕組みでもあります。


年に一度、必ず点検に伺っています

本多工務店では、年に1回の定期点検に必ずお伺いしています。

点検内容は、こんな感じです。

外観の目視点検

内部の目視点検
 (給排水、建具、内装の仕上がりなど)

床下の点検
 (シロアリの兆候がないか、水漏れがないか)

定期点検の重要性は、不具合を未然に防ぎ、住まいの安心を長く保つことにあると私たちは考えています。
こうした考え方が、本多工務店の工務店としてのアフターサービスの基本です。

特別なことをしているわけではありませんが、
「人の目で直接見る」ことを大切にしています。


実際に見つかった不具合の例

これまでの点検で見つかった不具合としては、

  • 玄関ポーチのタイルの浮き
  • 内部建具のちょっとした不具合
  • クロスの継ぎ目の切れ

など、本当に小さな不具合がほとんどです。

ただ、この「小さなうち」に見つけられるかどうかで、後々のトラブルは大きく変わります。


直接訪問することのメリット

定期的に直接お伺いすることで、感じているメリットは大きいです。

  • 小さな不具合のうちに対応できる
  • 結果的に大きな修繕を防げている
  • 最低でも年1回は顔を合わせられる
  • お互いに連絡が取りやすくなる(お互いの心の距離が離れすぎない)

「これ、今さら聞いていいのかな…」
そんな遠慮がなくなるのも、実は大きいと思っています。


「建てたら終わり」と言われるのは、正直つらい

他社さんのことをどうこう言うつもりはありませんが、

「建てたら終わりで、全然顔を出さない工務店もあるよね」

そんな話を聞くと、正直、少し心が痛みます。

家は、建てた瞬間よりも、
住み続けていく時間のほうが圧倒的に長いものです。

だからこそ、
建てた後も、ちゃんと顔を出す。
ちゃんと話を聞く。
ちゃんと対応する。

それが、工務店としてあるべき姿勢だと思っています。


これからも、変わらず続けていきます

アフターサービスは、
派手さもありませんし、利益に直結するものでもありません。

でも、「本多工務店で建ててよかった」
そう思っていただける理由の一つには、間違いなくなっていると感じています。

これからも、建てた後こそ大切にする工務店でありたい。
そんな想いで、続けていきます。