明けましておめでとうございます。本多工務店の広報担当です。
昨年もたくさんのご縁をいただき、本当にありがとうございました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。新年最初のブログはメンテナンスのお話です。自然素材のお手入れ方法について社長に聞いてみました。
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■無垢材はメンテナンス必要?
広報担当:ぬくもりある柔らかな質感が魅力の無垢の床材ですが、何かお手入れは必要なのでしょうか?
社長:普段のおそうじで十分ですよ。掃除機がけや軽くしぼった雑巾で水拭きしたりね。
広報担当:本当に普段通りのお手入れですね、安心しました。無垢の床は油を塗ってメンテナンスが必要とも聞いたことがありますが、どうなのでしょうか。
社長:必須ではないですが、数年ごとにメンテナンス用の油や自然系塗料を塗るとシミや汚れを防ぐことができます。はじめに濃色系で染色しておくとシミなども目立たないので今後のメンテナンスも楽になりますよ。
無垢材の床は経年変化も魅力なので、そのままのナチュラルな風合いを楽しんでもいいし、定期的にワックスをかけてきれいな状態をキープしてもいい。お好みに合わせて選んでいいです。
ワックスがけをするメリットとしては、表面に塗膜が出来るのでキズや汚れの防止になります。ワックスを塗布することで表面色をキレイに保つこともできますね。
■ワックスは〇〇に注意して選ぼう
広報担当:ありがとうございます。ワックスがけを行う上での注意点は何かありますか?
社長:ワックスには自然系の塗料と化学系の塗料がありますが、使用する塗料をどちらか一種類に決めることです。たとえば、化学系の塗料を塗ると、床材の表面は化学物質の被膜ができます。1年後に自然系塗料を塗ろうとしても、床材は既に化学系の塗膜で既にコーティングされているためせっかくのワックスが浸透しない場合があります。
一度化学系を使ったならば、今後ワックスを掛けるときはずっと化学系。自然系でかけたならば自然系の塗料を使うということですね。ちなみに、ワックスをかける頻度は薄い床色なら年に一度、濃い色の床であれば二、三年に一度くらいで大丈夫です。
広報担当:ワックスを買う時には種類を確認してからの購入ですね! ありがとうございました。無垢床材に限らず、お手入れやメンテナンスで気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談くださいね。