こんにちは!本多工務店です。
雨の日や暑い日が増えてきていますが、実はこの季節は家にとってダメージを受けやすい時期なんです。そんな日本の季節を踏まえた家づくりについてお話していきます。
■梅雨は、家の健康も人の健康も気をつけないといけない季節
6月から7月にかけての梅雨のシーズンは、降雨量が多く多湿になってしまいますよね。そのため住まいは、細菌・カビ・ダニの繁殖にとって格好の環境になります。
細菌・カビ・ダニは病気やアレルギーの原因となりやすく、今では国民の3分の1ほどがアレルギー症状を持っていると言われています。近ごろはカビや化学物質などを原因に発症する方が増えているようです。
■カビ・ダニ対策として必要なことは…?
人にとっても家にとっても防がないといけないカビ・ダニ被害ですが、事前にできる対策は以下のようなものがあげられます。
- 吸収湿性のある仕上げ材を用いる(漆喰、無垢材など)
- 相対湿度が70%以上にならないように換気をする
- 断熱性能を高めることで、冬場の表面結露を抑える
- なるべく通風をする
- きちんとこまめに掃除をする
また、おうちそのものの作りからカビ・ダニの発生がしづらいものを選ぶのも重要です。壁の中の湿気を外に抜いて、壁の中を適宜乾燥させる通気工法と、高断熱の住宅を組み合わせたエアサイクル工法は、カビ・ダニ対策にぴったりですよ!
次回は引き続き、梅雨の時期にぴったりなエアサイクル工法のメリットをご紹介していきます!