数字より中身。20年保証で叶える本当の安心。
最近よく目にする「最長60年保証」「構造躯体60年保証」といった言葉。
とても頼もしく聞こえますが、実はその中身は会社によって大きく異なります。
今日は“保証の数字”の裏側にある仕組みについて、少しだけお話ししたいと思います。
目次(クリックできます)
🔹「最長〇年保証」の数字に隠された“条件”
住宅会社のチラシやホームページで、「最長60年保証」「永久保証」といった表現を見かけたことがある方も多いでしょう。
長く保証される=安心、という印象を受けますが、実はこの「年数」だけでは本当の安心は判断できません。
多くの場合、「最長〇年」という言葉には“条件付き”が存在します。
たとえば、10年ごとの有料点検や有料補修を継続して受けることで次の10年が延長される仕組みです。
つまり、保証が自動的に60年続くわけではなく、定期的な費用の発生を前提とした延長制度ということになります。
🔹保証の対象範囲にも大きな違いがある
また、保証の対象範囲も会社によって異なります。
「構造躯体」と書かれていても、基礎が含まれない場合や、雨漏りは保証外というケースもあります。
実際にトラブルが起きた際に「これは保証対象外です」と言われて初めて、違いに気づくことも少なくありません。
だからこそ、保証内容を“数字だけで判断しない”ことが大切です。
大きな数字に安心する前に、どこまでカバーされるのか、条件はどうなっているのかを確認しておきたいものです。
🔹本多工務店の考える「保証=信頼の約束」
私たち本多工務店では、「保証=信頼の約束」と考えています。
そのため、年数よりも「内容の確かさ」と「対応の誠実さ」を重視しています。
建築基準法に基づく住宅瑕疵担保責任保険(10年)はもちろん、
その後の定期点検・メンテナンスを自社で丁寧に行い、長く安心して住める体制を整えています。
実際にお引き渡し後のお客様からは、
「点検のたびに住まいの状態を一緒に確認できて安心」
「保証書の言葉よりも、顔の見える関係がいちばんの安心」
という声をいただいています。

床下点検の様子 実際にもぐったりラジコンを使って点検します

・基礎の状況・床組み・水回りの配管・シロアリの蟻道がないか?等が点検されます
🔹来年から「20年保証」へ — さらに進化する安心体制
そして来年からは、従来の10年保証をさらに進化させ、
第三者機関である**「住宅あんしん保証」と連携した20年保証制度**へと切り替えを行います。
これは、構造・雨漏りといった家の根幹部分をより長期にわたり守る仕組みで、
お引き渡し後もお客様に“長く住む安心”を実感していただける内容になっています。
🔹数字よりも大切なのは「誠実なサポート」
家は建てて終わりではなく、住まい続けるほどに価値が育っていくもの。
だからこそ、本多工務店では“数字だけで安心を語らない”保証を大切にしています。
お客様と家、そして私たちとの関係を長く育てていけるよう、
これからも「誠実なサポート」と「見える安心」を提供してまいります。
| 比較表 | ![]() 一般的な「最長○年保証」 | ![]() 本多工務店の20年保証 |
|---|---|---|
| 保証年数 | 「最長60年」など。ただし10年ごとに延長手続き・費用が必要 | 最初から最長20年の長期保証(条件付き延長なし) |
| 保証の対象範囲 | 構造・雨漏りなどのうち一部(基礎や下地は対象外の場合あり) | 構造躯体・雨漏りをしっかりカバー(主要構造部・防水部を対象) |
| 保証の主体 | 施工会社が独自に設定(自社基準) | 第三者機関「住宅あんしん保証」による客観的保証 |
| 延長の条件 | 有料点検・補修を継続することで10年延長 | 定期点検を無料実施し、状態を確認・記録してサポート継続 |
| 保証の終了条件 | 会社が倒産・廃業すると無効になることも | 第三者保証により万一の際も保証継続可能 |
| お客様への安心感 | 表面上の年数は長いが、実際の中身が見えにくい | 明確な仕組みと誠実な対応で「見える安心」 |











