平屋じゃなくて二階建てにすればよかった？平屋に関する疑問も併せてご紹介します！

家を建てる際に、平屋にするか2階建てにするかどうか悩む方も多いでしょう。
将来を見越して、平屋建てにしたけれど住んでみると想像と違うことも。
平屋を建てて後から後悔しないためには、事前調査が大切です。
そこで今回は、平屋に関する疑問を紹介していきます。

目次（クリックできます）

□平屋で後悔しないために

平屋を建てて後悔しないためには、2つのポイントがあります。

1つ目は、住環境を調べておくことです。
平屋は、プライバシーの確保が2階建て住宅に比べて難しくなる場合があります。
住宅の1階部分は通行人の視線を集めやすいからです。
そのため、室内の様子が見えてしまわないような対策が欠かせません。

また、周囲に繁華街があるような賑やかな場所に平屋を建てるのであれば、騒音対策を行うようにしましょう。

2つ目は、間取りを工夫することです。
多くの平屋には2階がない分、間取りに気を配る必要があります。
収納スペースが十分であるか、家事動線を考慮してあるかどうかなど生活のしやすい間取りを考えていきましょう。

平屋は家の中に高低差がない為、勾配天井との相性が良いです。
また、ロフトを設置することもできます。

しかし、勾配天井にすると天井が部分的に高くなってしまうため、交換しやすい照明を使用するようにしましょう。

室内の換気をするために、窓を開けっ放しにすることは、どのようなお家でもあるでしょう。
平屋ははしごを使わずに窓から侵入できてしまうため、防犯やプライバシーの確保に、2階以上の住宅と比べて気を使わなくてはいけません。

防犯の方法として、ダミーの防犯カメラや防犯ガラスの設置があります。
その他、侵入者を威嚇する方法を考えておく必要があります。

平屋は、同じ階にすべての部屋があるため、家族の気配を感じやすくコミュニケーションを取りやすくなると考えられますが、必ずしもそうなるとは言えません。
なぜならば、私室にこもってしまうということが考えられるからです。

そのため、ただ平屋にするのではなく、家族と顔を合わせやすい動線を確保することをおすすめします。

例えば、私室から別の場所に移動する時リビングを通らなければならないなどの間取りの工夫をするとコミュニケーションを生むことに繋がるでしょう。

平屋を建てて後悔しないようにするためには、住環境と間取りの2つのポイントに気を付けましょう。
平屋のような住宅は人生の中でも大きな買い物の1つです。
後悔のないようにニーズに合わせた家選びをしていきましょう。

注文住宅はどんな家に住みたいかしっかり考えることが大切です。