タイトルの言葉を言ったのはこの人。
クロス屋のえいいちろう君。
現在建築中のお宅の土佐和紙クロスを施工しておりますが、本多工務店の『史上最悪』に面倒な仕事だそうです。
と言いながらも、彼は非常に物静かで堅実な男ですので、全く苦にせず笑いながら仕事をしてくれます。
弊社のクロス工事は100%彼の手によるもの。
最高に良い仕事をしてくれます。
うちの仕事はコークボンド(クロス屋さんが良く使う隙間埋めのやつ)はほとんど使いません。
というのも、あれは細かい部分の荒かくしでもあり、最初はきれいでいいのですが時間が経つと黄色く変色しますし、コーキングの切れてきたときのみっともなさと言ったら・・・
クロス屋さんにとってはかなりの技量と丁寧な仕事が要求されます。
おそらく、うちの仕事はクロス屋さんに限らず面倒な仕事が多いです。
お客様の要望と、弊社のこだわりを突き詰めていくとどうしても・・・
この間は、お客様が『布団を干すこと』こだわる方でしたので、こんなものを提案させていただきました。
ステンレス製にて製作した布団干し用の手摺
普通に考えたらアルミ手すりを取り付けるのでしょうが、せっかく景色を楽しむ気持ちよさを演出する窓に余計なアルミ手すりの線が出るのがどうしても我慢できず・・・。
これも、弊社の協力業者の製作金物屋さんに図面を渡し製作してもらいました。
既製品にないアイデアを考え、図面化、現実化していくことに喜びを感じております・・・。
そんな事ができるのも、腕のいい協力業者様が弊社の周りにはたくさんいるから。
せっかくの家づくり、楽しんで満足いくものをつくりましょう