最近天気が安定しない島原半島です。
今日は朝から雨の中基礎型枠、アンカーボルトの設置作業です。
なんとか午前中にアンカーボルト設置作業(もちろんアンカーヘルパー君)も終了し、午後から雨が上がればコンクリート打設!!の予定でしたが、お昼休みになると雨が激しくなり・・・さすがに品質確保の面でちょっと心配になりましたので中止。明日の朝から打設と変更いたしました。
工期も予定より早く進みましたので問題なしです。
さて、最近、コンクリートに先行してのアンカーボルト設置についてのお問い合わせが増えてきました。
整理しますと、まだまだ県内ではアンカーボルトを田植え(コンクリートを流し込んだ後、生乾きで設置していく事)する現場が多いようです。
これが何故いけないかというと・・・
生乾き状態のコンクリートにアンカーボルトを設置していくと、アンカーボルトの周囲にきっちりとコンクリートが回りません。
で、、、どうなるかというと、生コンが硬化後にアンカーボルトの固定具合を調べてみると、10本中2~3本はぐらついているものが出ます。(なぜ知っているのか!・・・すいません、昔田植えてました・・・)
それと、、、コンクリートは初期硬化が非常に重要で、この段階でのコンクリートの振動は著しく強度低下を呼びます。
経営的にも適当に田植えるやり方より、計画的に設置する事で無駄なく設置する事ができます。(数百円ですが・・・)
と、、、一石二鳥なのです。
なにより計画的にやるということは、土台の継ぎ手位置などから考えて設置をするという、考えて仕事をしなければなりません。
これを住宅業界の『オシム流』と言います。(^^;;
弊社にご依頼いただく時は『アンカーボルトはオシム流で!』とご用命下さいませ。