これまで『エアサイクルの家』をお勧めする理由をまとめて書いたことがなかったので、しばらくシリーズで書いてみたいと思います。
背景
私がUターンで長崎へ帰ってきたのは阪神大震災が起こった年、オウム真理教が地下鉄サリン事件を起こした前日95年3月19日でした。(関係ないのですが、衝撃的な日だったので・・・)
当時弊社の主力の事業はホテルなどの商業建築物の内装、S造、RC造が多く、木造一戸建ては帰省して5年間はやってませんでした。
住宅建築に興味がでたのが99年、そして初めて受注を頂いたのが2000年でした。
第一号は建て売りで不動産屋さんの下請け。当時ローコスト住宅がはやり(?)はじめの頃でこの時も坪単価28万円(カーテンのみ別途)で請け負った工事でした。
この経験から、ローコスト住宅ではお客様の『資産となりうる住宅を建てるのは無理』と思い、何かしらの付加価値を探し始めました。
OMソーラー、HP、スーパーウォールなど色々と勉強し、また、カタログを取り寄せその構造も随分と勉強しました。
この中で非常に気になったのがOMソーラーの家で、それ以外の工法にはイマイチな感覚を持ちました。(工法比較は後日)
が、、、OMソーラーの家への取り組みの敷居は非常に(値段が)高く、随分と社長と話し合いを持ちましたが結局受け入れてもらえませんでした。
そうこうしながら1年ほど経ち、その間2軒の住宅を受注させて頂きましたが、何か一つインパクトにかける営業をしていなかったように思います。
そしてたまたま見ていた雑誌で『エアサイクルの家』を知りました。