注文住宅の費用ってどのくらいかかるの?

注文住宅は、理想を詰め込んだ宝箱のような存在ですよね。
注文住宅を建てる為にかかっている費用の内訳をご存じでしょうか。
土地や建物代以外にもたくさんの費用がかかっています。

そこで今回は、地域別の注文住宅の広さと建築費の平均、それぞれの費用の内訳をご紹介します。

□注文住宅の広さと建築費の平均

地域によって地価が違うため住宅の面積の平均は変わります。
そこで今回は、全国・首都圏・近畿圏・東海圏・その他の地域の4つの床面積と建築費を紹介します。

・全国
床面積:125.8平方メートル
建築費:3454万円

・首都圏
床面積:125.2平方メートル
建築費:3772万円

・近畿圏
床面積:125.3平方メートル
建築費:3555万円

・東海圏
床面積:127.8平方メートル
建築費:3522万円

・その他の地域
床面積:125.6平方メートル
建築費:3276万円

比較してみると、床面積はどの地域も同じくらいということが分かります。
一方建築費は首都圏になると少し高いという結果です。
なお、建築費には土地代は含まれていません。

首都圏で一戸建てを建てるとなると、建築費に土地代が含まれていませんので6000万円近くかかることになります。

□注文住宅の費用内訳はこれ!

注文住宅を建てるとき、土地や建物代にはどのような費用がかかっているのでしょうか。
土地を購入する場合、「不動産会社への仲介手数料」「印紙代」「登記にかかる登録免許税」「司法書士の報酬」「不動産取得税」「固定資産税・都市計画税」「ローンにかかる手数料・利息」「消費税」がかかります。
土地を購入するためには、土地代に加えて様々な様々な税金や手数料が徴収されていることが分かります。

土地選びも慎重になる必要がありますね。

次に、建物にかかる費用の内訳です。
建物代には、大きく分けて3つの項目に分けられます。
全体の7割を占める「建物本体工事費」、2割を占める「付帯工事費・別途工事費」、残り1割の「諸費用」です。

建物本体工事費には、「仮設工事」「基礎工事」「木工事」「内装工事」「エアコンなどの設置費」「建設料」などが含まれています。
しかし、庭や駐車場など建物の外の工事は含まれていません。

付帯工事費には、「庭や駐車場などの外回りの工事」「水道管やガス管の設置工事」「エアコンや照明などの購入・取り付け工事」「解体工事や地盤調査・地盤改良工事」などが含まれます。
太陽光の設置には別途費用がかかります。

諸費用には、前述にもあった税金やハウスメーカーや工務店との契約にかかる手数料、ローンや保険料、地鎮祭、家具家電の購入費用、引っ越し代が含まれます。

このように注文住宅には、多くの費用がかかります。
何にどのくらいかかるのかを調べ、予算を組んでいきましょう。

□まとめ

注文住宅にかかる費用は土地や建築費だけでなくさまざまな税金や手数料がかかってきます。
住んでる地域や依頼する施工会社や不動産会社によって諸費用が変わってきます。
今回紹介した内容が、不動産選びの参考になれば幸いです。

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