新築を建てる際は、その内装や外装、設備などそれぞれにおいて多岐にわたる選択肢があります。
その中でも特に重要である選択が、床の色選びです。
床は家の中で大きな存在感を持ち、住まいの雰囲気を大きく左右します。
今回は、床の色選びに関して人気の色とその特徴、そして失敗しないためのポイントを解説します。
目次(クリックできます)
□人気の色とその特徴
以下より、人気の床の色を3つの系統に分けてご紹介します。
1.白系
白系のフローリングはお部屋を明るく、かつ広く見せる効果を持ちます。
また、さまざまな色の家具と相性がよく、ホコリが目立ちにくいといったメリットもあります。
デメリットとしては、床が傷ついた際に傷が目立ちやすいことが挙げられます。
2.中間系
中間系のフローリングは木の温もりを感じられる落ち着いた空間を演出します。
特に人気の色であり、家具とも色を合わせやすく、また合わせる家具によっては白系、黒系どちらにも似せた雰囲気を演出できます。
強いてデメリットを挙げるとするならば、素材によっては安っぽく見えてしまうことが挙げられます。
3.黒系
黒系のフローリングは高級感やモダンさを演出します。
メリットとしては、細かい傷や髪の毛などの黒めのゴミ等が落ちていても目立たないことなどが挙げられます。
デメリットとしては、ホコリなどが目立ちやすい点や、狭い部屋における空間を狭く見せてしまい相性が悪い点が挙げられます。
□床の色選びに失敗しないためのポイント
以下の3点を意識することで、床の色選びでの失敗を防げます。
・壁や天井の色と調和させる
おしゃれな空間を演出するためには、空間をベースカラーを7割、メインカラーを2割、アクセントカラーを1割程度で構成すると良いとされています。
この内、ベースカラーに壁や天井、そして床が含まれているため、それらは同系色で統一感を持たせるとおしゃれな空間を演出できます。
また、床から天井へと段々と色味を薄くしていくと、さらに失敗しない空間づくりへと近づくでしょう。
・実物を見てから色を決める
カタログ等で見る床の色と、実際に見る床の色は若干異なるように感じることがあります。
可能であれば希望する床の実物を見ておくようにしましょう。
・暮らしてからのイメージを持って色を選ぶ
家具を配置したイメージなど、暮らしてからのイメージを持って床の色を選ぶと失敗がなくなります。
□まとめ
今回は、床の色選びに関して人気の色とその特徴、そして失敗しないためのポイントを解説しました。
まずはお好みの床の色の系統を決め、その後に今回ご紹介した注意点をもとに最終的な床の色を決定しましょう。