ここのところ数軒同時進行で住宅のプランを考えています。
住宅のプランをどうやって考えているのかちょっとだけご紹介します。
私がプランを考える際には基本的に【特製の専用プラン用紙】を用いて、手書きでプランを考えています。
この作業を最も大事にしているのですが、プランが確定した際はほぼ詳細な仕上がりと構造まで検討されています。
【特製の専用プラン用紙】というのがミソで、これがないと構造まで検討されたプランがなかなかできなくなってしまってます・・・。
このプラン用紙は故吉田桂二先生が木造建築学校で使用されていたものを忠実に自分専用に復元したものです。
お客様との打合せまでの間に大体3~5プランを描いては修正、描いては修正をくりかえしています。
どうしてもしっくりと行かない場合で『これでいいや!』ではなく、答えが出るまでここはとにかくあきらめません。
そしてプランが完成するわけですが、時間があるときは2~3日程おいておきます。
するとなんとなくしっくり行ってない部分が見えてきて『これ!いい間取りだ!』と思えるものができるのです!
この感覚を吉田先生に学びました。
だから特製プラン用紙でないとアイデアが浮いてこないのかもしれません。
さて、ひと物件3日間熟成させたのでそろそろ見直してみようかなぁ!