24日~25日の日程で東京ビッグサイトのスマートハウスEXPOを視察してまいりました。
大手メーカーの取組や住設メーカーの製品調査などまとめてできるので、本で見て調べるより効率的です。
新しい発見がいくつかありましたので、今後これを取り入れていくか検討していきたいと思います。
そもそもスマートハウスって??定義があいまいな感じがするのですが・・・
『スマートハウスとは、IT(情報技術)を使って家庭内のエネルギー消費が最適に制御された住宅。具体的には、太陽光発電システムや蓄電池などのエネルギー機器、家電、住宅機器などをコントロールし、エネルギーマネジメントを行うことで、CO2排出の削減を実現する省エネ住宅のことを指します。省エネ・創エネ設備を備えた住宅がエコ住宅であるのに対し、エネルギーマネジメントシステムで最適化されたエコ住宅がスマートハウス(=賢い住宅)と言えそうです。 』
(環境ビジネスより・・・)
ということで、大手ハウスメーカーは既にこぞって住宅のスマート化を推し進めています。
ただ、私の感じるところでは、まだまだ蓄電池を利用するには時期尚早では?って思いが強くなりました。
また、あるメーカーでは外出先から携帯電話で電灯やエアコンをオンオフしたりすること・・・と電力の見える化すること、をスマート化と言うような感覚で宣伝していたりするのでこれまた理解が複雑になります。
結局は新たな装置をビルトインすることで『スマート化』することはたいして難しい技術ではありませんので、パッケージ化されたスマートハウスを購入することはなんともバカらしいなぁと感じた次第です。
例えばどんな生活をしたいのか・・・?
使用電力の見える化・・・HEMSシステム
(10~20万円)
外出先から電気をオンオフ・・・HEMSシステムのおまけ
災害時の非常電源が欲しい・・・蓄電池、コージェネレーションシステム
(100~250万円)
電気を作って売電したい・・・太陽光発電、コージェネレーションシステム
(200万円~)
荒っぽく書きましたが大体こんな感じです。
今、入れても損ではないなぁ・・・と思うのはHEMSシステムと太陽光発電くらいだと感じてます。
HEMS・・・電気の使用量がわかるので、無駄な電力の使用が少なくなります。
太陽光・・・先ずは電気が売れる! 表示器を使って使用電力の確認が可能ですので、無駄な電力使用を避けることも可能です。
一番もったいなく思うのは、装置に目が行き過ぎて、住宅の本来持てる機能に目がいかなくなってしまうことですね。
悩んでいる方はぜひご相談ください。