今日は確認申請の図面、書類作成となりました。
木造住宅のような建築物(4号建築物と言われます。)の構造は、建築士に任せられており、何かがあった場合は監理者としての責任が課せられます。
弊社の場合、CADを使って計算をおこなっており(当然手計算でもできますよ。(^^)v)、現場で色々な制約から変更があった場合でも、即座に計算をしなおして対応しております。
通常の木造住宅では、軸組み計算という計算を行なうのですが、これはいわゆる構造計算の簡易版といったような位置づけで、構造計算上の安全をみてある計算方法です。
ですから、軸組み計算でOKであれば、ほぼ間違いありません。
また、建築家が建てる家では、木造でありながらも構造計算を行ない、通常では考えられないような構造の木造住宅も存在します。
この様な計算書は検査機関に提出する必要はなく、前述したように、建築士に完全に任せられているのです。
今起こっている、アネーハーな事件が今後この制度自体にも影響がでやしないか心配しています。
別に提出を義務付けられて困る事はないのですが、シックハウス問題から、提出資料が増えてきており、さらに軸組み計算、構造計算までとなると、、、
当然検査機関でもチェック項目が多くなるわけで、その影響といったらすごいものになりそうです。
ほとんどの建築士は、本当にマジメに仕事しているのに・・・。