損をとるか得をとるか・・・

『損をとるか、得をとるか』

普通の人なら間違いなく得をとりますよねぇ。

これが、住宅ローンの場合、『損』をとるのが正解になることがあるんです。

どういうことかというと、、、、

ココからは3回シリーズでいきたいと思います。

それでは1回目。

住宅購入、建築を考えるとき、『頭金がないから』、『頭金はあるけど今後が心配だからもうちょっと貯めてから

と考えている人はいらっしゃいませんか?

金融機関の貸し出し条件に、建築費の80~90%の融資という条件があるのはご存知だと

思います。

これは、融資条件であれば仕方がないことです

住宅購入・建築に関する本を読んでいると、『できるだけ多く頭金は積みなさい』とする本があります。

資金に余裕のある方はこれは正解です。

融資額を少なくする事で、ローンの期間を短縮する事ができ、支払う金利も少なくて済みます。

これは『得』な事ですね。

それでは「貯金を全てはたいて頭金に充当することはやっぱり『得』じゃないか!!」と言われそう

ですが、それには大きなリスクがつきまといます。

住宅ローンではこのリスクをもっとも優先すべきなのです

                       kawa    

そのリスクとは・・・

なけなしの預貯金を全て支払ってローンを組んだとします。

もし、ご主人(債務者)に重大な万が一があった場合・・・

ローンを組むには『団体信用生命保険』に加入していますので、大丈夫。

これはリスクにはなりません。

それでは、、、リストラ、倒産、減給・・・

金融機関で取り扱いは様々ですが、公庫の場合支払いを待ってくれる救済措置があります。

これも大丈夫そうですね。

ご主人が病気でダラダラと寝込んでしまうと・・・

これが大きなリスクなのです。住宅ローンでは病気などでの長期入院に対する救済措置が

ないのです

治療代、生活資金、教育資金、、、おまけに住宅ローン。

すぐに家計は破綻してしまいますよね。

もし手元に頭金で支払った金が残っていたら、この重大な危機もなんとか乗り越えること

ができます。

その分金利は増えることで『』にはなりますが、『リスク』に対しては余裕ができます。

あくまでもこれは私と同世代(35歳前後)の、預貯金がたっぷりと言えるほどない方に対応した

考え方で、ご両親からの資金援助があるかた、たっぷりと預貯金を持っている方は

できるだけ頭金を支払った方が『得』なのは言うまでもありません。

しかし余裕資金を残す事をお忘れなく・・・。

                   kiso    

ここからは経験談ですが、、、私の場合5年間公庫の『つみたて君』をやっておりまして、30台

前半に家を建てることを目標にしてきましたので、つみたて君以外にも貯金を毎月○万円するぞ!!』

と意気込んでおりました。

でも、、、

ダメなんですねぇ、、、手元にあったら使ってしまう・・・。(-_-;)

子供に飛行機代かかんないうちにTDLいこう!ここの所頑張ったから焼肉食いに行こう!

なぁぁんて具合にドンドン使ってしまう・・・

『こんなんではいつまでも家を持つことは不可能だ。ここは一発奮起して、、、』

てな具合に勢いに任せて住宅ローンを組んだ次第です。

今のところ正解だったと思ってます。

男たるもの背負った荷物が重いほどパワーが出ます。<`ヘ´>

気合が絞りだせます。

何事も根性論者の単純な性格なもので・・・

さて第2弾は・・・お楽しみにぃ!

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