事務の大津です。
先日、リフォーム誌を読んでいたら気になることが書かれていました。
レジデンシャルオーガナイザーの吉本とも子さんへのインタビュー記事だったのですが、
片づけが楽な家をつくるには、日頃イライラしているポイントをすべて、付箋紙に書き出してみること
という言葉がありました。
付箋紙は、いやだという順に並べて貼っておき、時々見直して
順序を入れ替えるようにする。
これって、リフォームのときはもちろんですが、家を新築するときにも
すごく便利そうですよね!
ノートや手帳に、今の住まいの不満や要望を書いて、部屋別にページを分けて
整理する。
自分の頭の中も整理されて、そこからさらに全体の優先順位を決めるときにも
やりやすいような気がします。
自分の家を建てるときに、これを実践していればよかったかなぁ…
我が家の場合は、要望の書き出しはしていたのですが
全てまとめて1枚の紙に箇条書きにしていたので、希望の優先順位をつけるときに
考えがまとまりにくかったような気がします。
(弊社とは別のところで建てました)
収納に関する悩みでいうと、例えば我が家には洗面脱衣所に収納がありません。
なのでアパート住まいのときの小さな棚を置いているのですが、
なんだか納まりが悪くて、そこが不満。
そして脱衣所の壁の向こうは和室の押し入れがあるのですが、
この押入れの奥行を大きくしすぎました。
布団が二つ折りで入るようにするために奥行を取ったのですが、
子どもの服をかけたりもするし、
そうすると広すぎる奥行がデッドスペースになって使いづらくなってしまっています。
今思うと、押入れの奥行をもう少し狭くしてその分脱衣所にオープン棚を
付ければよかったなぁと日々後悔。
子ども部屋のクローゼットは中段がついているのですが、
これがあるとワンピースやロングコートがかけられないということに最近
気が付きました。
どうして建てるときに思いつかなかったんだろう…?
(参考画像。真ん中の板が中段です。)
あとはトイレの棚の位置が高すぎて、160cmちょっとの私は毎回ものを取り出すのに
苦労しています。
書き始めると、収納に関するだけでも不満ポイントがけっこう出てきました。
暮らしながら、気になるところを自分たちで工夫してプチセルフリフォームしたりするのも
楽しいですが、せっかく新築するならクローゼットなどの収納は納得のいく、
使いやすいものにしたいですよね。
適切な場所に適切な大きさの収納があると、本当に片づけがしやすいです。
家は3回建てないと満足するものができない、とよく言います。
私も「確かにそうかも…」と日々感じています。
ちょっとでも納得のいく家をつくるために、
付箋+ノート(手帳)での要望(不満)書き出し、イイかもしれません!