平屋にスキップフロアをつくるメリットとデメリットをご紹介！

「平屋を建てたいけれど、作業部屋や子ども部屋がつくれない。」
間取り設計ではこのようなお悩みが浮かんでくることでしょう。
そのような時には、スキップフロアを活用するのはどうでしょうか。

スキップフロアには様々なメリットがあります。
そこで今回は、平屋でスキップフロアをつくるメリットとデメリットを紹介します。

目次（クリックできます）

□平屋でスキップフロアをつくるメリットとは？

平屋にスキップフロアをつくるメリットを3つ紹介します。

1.子どもの遊び場にできる
スキップフロアは子供部屋として活用できます。
平屋では、設置できる部屋の数には限界があるため、間取り設計に困ることも多いでしょう。
スキップフロアを活用することで、子ども部屋や遊び場を確保できます。

また、目に届く場所に子どもの遊び場があるため、安心して遊ばせられます。
そして、小学生くらいになると勉強スペースとしても活用できます。

2.プライベートな空間として活用できる
在宅ワークを行っている人が増えているので、スキップフロアをワークスペースとして活用することもおすすめです。
家族がいると集中できない方もいらっしゃるでしょう。
そんな時にスキップフロアがあれば、わざわざ仕事部屋を作らなくても悩みを解決できるのです。

3.収納スペースとして活用できる
スキップフロアの下の段差の部分に収納スペースを設置できます。
その部分を活用することで、居住スペースを削ることなく、十分な収納スペースを確保できます。

スキップフロアのデメリットを2つ紹介します。

1つ目は、段差ができることです。
平屋は、2階建てと違い階段がないため、バリアフリーな家づくりができます。

しかし、スキップフロアができることで段差が生まれますので、注意が必要になります。
また、ホコリが溜まりやすくなりますので、掃除が大変と感じる方もいらっしゃるでしょう。

2つ目は、コストがかかるということです。
複雑なデザインのスキップフロアになると、工期がのびるためコストがかかります。
それだけでなく、断熱性や風通しなどもすべて間取り次第なので、プランニングの時にはしっかりと考慮しながら決めていきましょう。

スキップフロアは、子どもがいる家庭や在宅ワークをする方、平屋を建てたい方におすすめの間取りです。
スキップフロアを活用することで収納スペースも増えるため、無駄のない間取りの設計ができるでしょう。

しかし、工期が長くなったり段差が増えたりするため、その点をしっかり考慮するようにしましょう。