先週末から宮崎出張や青年会議所の会議等が続き、時間を空けてしまいました。
まだ読者数は少ないので、ゆっくりやってしまってます。^_^;
さて、今日のお題は『繰り上げ返済をしない!』と言うことです。
先に断っておきますが、長期固定金利の住宅ローンである方、小さなお子様がいらっしゃる方、
貯金が少ない方に当てはまる方への考え方です。。
やはり住宅ローン関係の本を読んでいると、『まとまった資金ができたら繰上げ返済をできるだけ
してください。』ってな事を書いてある事が多くあります。
これができそうか、できそうにないかで家をあきらめられている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
そんなものやる必要はないのです!!
先日書いたリスクを十分に理解したうえで、住宅ローンは生命保険と考えてください。
『もしも』の時には、住宅ローンについている団体信用生命保険で、残されたご家族には
ちゃんと資産を残してあげる事ができるのです。
であるにも関わらず、多少の余裕が出てきたときに繰り上げ返済を繰り返していると・・・
先ず、人生を楽しむことができなくなってしまいます!!
また、ご主人がダラダラと入院でもしてしまったら・・・
子供さんへ思った以上に教育費がかかってしまったら・・・
そう、前回と同様にリスクが高すぎます。
確かに繰り上げ返済をしないことで、『損』する事にはなります。
しかし、本当に長期間にわたって支払い続ける住宅ローンにおいては、あまりにリスクと
無理を背負い込んでしまうと必ずため息が出てきます。
住宅ローンにおいては過剰に『損か得か』を考えすぎると、実生活でのお金の
手元流動性がなくなってしまい生活不安に陥ってしまいます。
折角家を手に入れるのですから、住宅ローンに追われないで、じっくりゆっくりと
生活を楽しみながらローンと付き合っていくべきだと思います。
ちなみに繰り上げ返済をするべき人とは・・・
●資産を所有しており、売却する事により、それを取り置かなくても返済に回せる方
●資産を近い将来に相続等で必ずもらえ、それが換金できる方。
●お子様がいらっしゃらず、資金に余裕があられる方。
あくまでも長期固定金利の場合の考え方です。
変動金利の方は頑張って繰り上げ返済をしていかないと危険です。
現時点では、長期固定金利で資金計画をたてるべき時代背景なのですから。
さて、第2回も終わりです。
第3回目は・・・・お楽しみにぃ!!
ちょっとだけお時間を拝借して・・・ご協力下さい。