魅力あふれる壁材「珪藻土」とは?①調湿作用編

11月も下旬に差し掛かり、朝晩はだいぶ冷え込むようになりました。気温だけでなく同じく低下しているのが湿度。1年のうちでも今くらいから、1月にかけて一気に湿度が低下すると言われているそうです。おうちの乾燥対策は万全でしょうか? 今回は湿度とも関係の深いアノ壁材について深堀します!

■呼吸する壁「珪藻土」

本多工務店では壁材の仕上げとして、壁紙だけではなく塗り壁を使用する場合があります。塗り壁にする時の材料として漆喰や珪藻土を使用し、おうちの雰囲気やご要望に応じて使い分けをしています。塗り壁の材料の中でも、珪藻土は湿度を調節する作用が高く、湿気が気になる方には特におすすめの壁材です。

珪藻土とは珪藻という植物プランクトンが化石化した石のことです。この珪藻土には、目に見えない無数の小さな穴が開いており、湿気が多い時には空気中の水分を吸い、乾燥時には吐き出すことによって湿度の調節を行います。

■天然素材で安心・安全

珪藻土は自然由来の成分で、からだとおうちに優しい安心素材。健康志向な方や、自然素材を活かした家づくりをされたい方にはおすすめの壁材です(^^) 珪藻土は単品では固まらないため、つなぎ材を配合します。数ある珪藻土の中には合成樹脂系のつなぎ材を配合しているものもあるので要注意です!

合成樹脂が多く含有されていると、珪藻土の天然の無数の穴をふさいでしまい、調湿作用が落ちてしまうんです。本多工務店で使用する珪藻土は、余分な樹脂や化学物質を使用していないのでご安心ください。

珪藻土の壁とエアサイクル工法を組み合わせることで温度だけでなく、湿度調整ができるのが快適性を高めるポイント! 次回は調湿作用以外の、珪藻土の優れたポイントについてご紹介をいたします♪

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