午前中、いくつかの現場を見て回り点検、打合せを行ってきました。
この物件では省令準耐火構造を採用しています。
省令準耐火構造にすることでお客様のメリットは大きく2つあります。
●火災に強い住宅とすることができる。
●火災保険料を約60%ほど安くすることができます。
残念ながらデメリットも・・・
1.使用するボードの厚みが厚くなったりするので若干のコストアップ
2..木下地を追加する必要がありますので若干のコストアップ
3.化粧梁を使用する際にちょっとした制約がある
1,2のコストアップに関してはボード1枚につき200円ほど、木下地材については数千円程度の差+大工手間程度ですので、火災保険料が下がる経費から考えると十分にお釣りがくるくらい。
3については技術的な工夫を行うことでクリアーすることが可能です。
という事で、圧倒的にメリットを受けることが可能な構造です。
今回、弊社も初挑戦の現場ですので、マニュアルをにらめっこしながら間違いない施工で行っておりますが、きっちりと管理しないと間違った施工となりやすいと感じました。
間違った施工で行って、不慮の火災にあった際には支払われる保険料が減額されることがあると代理店の方に聞いています。
『燃えてしまえばわかりゃしない』という考えもあるでしょうが、保険会社の査定人はその道のプロですので、焼け跡からかなりの確率で不良個所を見つけるという話も・・・。
そんな点を注意して、皆さんも信頼おける工務店で大きなメリットを受けてください。