この間、お客様との会話の中で、『エアサイクルとスーパーウォール(トステム)は
似たようなもんでしょ?』と言われました。
実はこの質問、よく言われることです。
いつも答えるのですが、『全くの別物、仕組みが違います』
エアサイクルは外張り断熱で、さらに空気の持つ断熱性というものを最大限
利用したものであり、また仕組みそのもので、夏の放熱性もある建物なんです。
スーパーウォールは充填断熱工法でGWがポリスチレン断熱に変わったような
もんです。
GW(グラスウール)より断熱性が良く、気密性が高い物なんですよ。
と答えています。
直接は悪くは言わないようにはしているのですが、SWの外壁を完全に密閉する
建物はどうなんだろう?という疑問を持っています。
柱、梁等は乾燥材が義務付けられている工法ではありますが、そうは言っても
内部はプラスターボード等の吸水性があるような材料で仕上られ、計画換気
を行なうと言っても、結構電気代節約のために換気扇をストップしている家庭
もあるのではないのかなぁ?
実際、私の友達の家では止めてました。(-_-;)
『家の為にあまり良くないよ。』とアドバイスしてきましたが、今はどうやっている
のか・・・?
断熱効果・遮熱効果をあげることだけを考えてしまっては、家は魔法瓶の
ようになってしまいます。
放熱も考えた方がいいような気がするのですが・・・
しかし、、、スーパーウォールってお客様が良くしってらっしゃるのは
ビックリしますねぇ。
さすがトステム!ってな感じです。
エアサイクルも伊藤忠の力を存分に発揮して、アピールしてもらいたい
もんですなぁ・・・(-_-;)