建築が生まれるとき・・・

先日、東京出張の折、東京国立近代美術館に行ってまいりました。

目的は・・・『建築が生まれるとき』ペーターメルクリと青木淳

著名な建築家の建築が生まれるまでのプロセスを展示したもの。

展示場内は天井から吊るされたワイヤーに1~24(?)までのスタディー模型が飾られていました。

私が考えていた建築家像は、あふれる造形力の中からある日突然『ボンッ』と発想が生まれ、あとは一気に実施設計まで進んで行くと言ったもの・・・。

目からうろこでした・・・。

一つの住宅を生み出すプロセスに、ここまで行ったり来たり思考を巡らせていたのかと・・・。

前にも書きましたが、工務店の我々が住宅を考えるにあたり、与えられる時間は1週間から10日ほど。

その時点で見積もりも必要ですので実際には3~4日だったりします。

現在の家づくりが本当にこれで良いものなのかを改めて感じました。

それでも少しでも要望に答えられるように、自分の引き出しを多く、でっかく持つしかないのでしょうか・・・?それもすごい検索処理能力を持って・・・。

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