先送り・・・

今日の新聞に・・・

 国土交通省は2階建て以下の木造住宅について、2008年末に導入する見込みだった耐震強度の審査義務づけを先送りする方針を決めた。建築確認の厳格化で住宅着工件数が急減。新たな審査を増やせば再び混乱を深めかねないと判断した。建築業界や設計士への周知を徹底したうえで改めて導入時期を判断する。

 2階建て以下の小規模な木造住宅を建築する際、建築士による設計の場合は耐震強度の審査を省略できる特例がある。壁などの耐震強度が基準を満たしているかを建築士が点検することを前提にしているためだ

と・・・

昨年の建築基準法改正以来、冷え込んだ建築業界に更に追い討ちを掛ける様な改正だったため、先送りしたようです。

弊社では昨年、これが発表されてから色々と(十数万掛けて・・・)準備を進めていたので・・・なんだか肩透かしを食らったみたい・・・。

昨年の基準法改正は我々建築士にとって、大きな責任を持たせる改正だったわけで、これまで『足の裏の飯粒』とまで言われた建築士の資格に重みを持たせる良いきっかけとなると期待しております。

改正に負けないくらいの勉強を我々も誇りを持って続けねばなりません。

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